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Journal

2020/01/06 22:36

 

そこはカンボジア。首都のプノンペンからバスを乗り継ぎ4時間の、小さな小さな村の中。

日々の喧騒からは遠く離れ、人々が自然と共に暮らしを営む、まるで幻の国ような桃源郷。

 

 

 

 

この穏やかな村の中、わたしたちが籠作りをお願いしているのは、写真のカァさんと呼ばれる女性。

「母さん」の「カァさん」ではなく、

本当のお名前がカァさんという、笑顔が美しい(本当の)お母さんです。

 

 

 


洗濯機も、掃除機も、もちろん食洗機なんて何にもないその村で、

「生きるための仕事」を日々丁寧に繰り返してきた、立派で大きなその手の持ち主からこの美しい籠はあみだされます。

 

 

 

 

しかしそんな素敵な背景もさることながら、この平ザル、とても優秀なのでご紹介。

 

 

 

大Φ37cm、中34cm、小Φ27cm。

 

3サイズ展開の丸い平ザルは、ギリギリまで無駄を省いた、シンプルでミニマルな作りになっています。

 

底部分は隙間をあけて編まれていますので、野菜の水をきったり、野菜や果物を干したりするのにも最適。

 

また持ち寄りパーティの際、色紙や食用葉をさっと引いて揚げ物などを並べても、特別な演出ができる優れものときました。

 

ケーキや焼き菓子、パンなどをオーブンから出したあとに置いて冷ますのにも最適。

底部分はしっかり支えた状態で冷ましてくれます。

 

もちろん洗う際には通常通り洗剤で気兼ねなく洗っていただける丈夫な作りになっています。

(*カビを避けるため洗った後はしっかり乾かしてくださいね。)

 

そんなこんなで我が家では、キッチンにはなくてはならない一品となっています。

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つオススメしたいのが収納における素晴らしさ。

 

棚の中など、目に見えない場所に収納する時には3枚重ねていただくと、場所を取らずとても便利。

 

でももしも壁に余裕があるという方に試していただきたいのが、3枚並べて壁に吊るすこと。

縦並びでも横並びでも、そっけない空間があっという間に遊び心ある場所へ。

インテリアの一部としても活躍してくれるのでぜひお試しいただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルでミニマルなフォルムが好き。

圧倒的に美しい存在感と、でも使いやすくて丈夫なものが作りたい。

 

いつもその間であっちにいったりこっちにいったりしながらも、

 

瞼の裏に焼きついているのは、

カンボジアの作り手の真剣な表情や、田舎の生暖かく優しい風。

 

 

この平ザルはそんなわたしたちのワガママなモットーを体現してくれる、代表選手。


皆様のご家庭ににもぜひ一組、招き入れていただけたら嬉しい!の一言です。

 

 

 

 

 

カァさん、いつもありがとう。

たくさんのオークンをトムトムで送ります。(クメール語でありがとうの意)